家庭用のマルチエアコンのメリットとデメリット
マルチエアコン、以前は業務用のものがほとんどでしたが、現在では家庭用のマルチエアコンも販売されるようになりました。このマルチエアコンとは、一台の室外機で複数の室内機を動かすことができるというものです。つまり、まずメリットは室外機が一台でよいという点。ベランダなど、室外機をエアコンの数だけ置いたら狭くてどうしようもない、という場合はとても良いですよね。たとえば夫婦の寝室・子供が二人いるとしてそれぞれの部屋。合わせて三部屋が二階に並んでいるとしたら?そのベランダには三台の室外機を設置することになります。広めのベランダだとしてもそれはちょっと辛いですね。家庭用のマルチエアコンなら、すっきり使えます。電気代も、使い方によっては別々にエアコンをつけるより割安になります。ほか、配線が長くとれるので高低差に自由がきくこと、エアコン用ブレーカーの節約などもメリットです。ではデメリットはどうでしょうか。家庭用のマルチエアコンはまだ一般的ではないため、余り格安では購入できません。また、故障のとき、別々のエアコンならもちろん故障は一台で済みますが、マルチエアコンは両方使用できなくなります。また室外機が一台で済むということは、それだけ室外機の使用頻度は高くなるわけで、寿命は長いとはいえません。これらのメリットとデメリットをよく考えた上で、家庭用のマルチエアコンを導入するか否かを決めるのが良いでしょう。
各メーカーの家庭用のマルチエアコンの価格
家庭用のマルチエアコンは、東芝の場合、プラズマ空気清浄ユニット及びセルフクリーン機能つきの東芝パックマルチが、6畳用2台の内機と室外機のセットで定価38万円です。日立は最大4部屋まで可能なPAMシステムマルチを販売していますが、こちらを同じく6畳二部屋プラス室外機では大体定価で37万円ほど。三菱電機のセットは6畳プラス14畳(壁埋め込み式)プラス室外機で定価は58万円です。ナショナル(松下)の家庭用マルチエアコンは6畳用二台と室外機で35万円ほど。ダイキンでは同じく6畳用が40万円。結構しますが、これは定価の話です。また、家庭用のマルチエアコンは新築やリフォームなどで給湯・換気等の設備工事と共に導入すると、住宅金融公庫の割り増し融資が受けられることもあるので、詳細はメーカー、公庫で聞いてみてください。
格安で家庭用のマルチエアコンをゲット?
家庭用のマルチエアコンは、普通のタイプのエアコンよりは格安で見つけるのが難しいといわれますが、それでもやはり格安販売しているところはちゃんとあります。ネットなら世界電器、エアコン屋netはじめ、さまざまな格安ネットショップで扱っています。ただ、安いからといって慌てて飛びつかず、取り付け工事代金がコミかどうかも、よく説明書きのページを読んでくださいね。